依頼者からの借金体験記

法務事務所に相談し、多重債務から脱出!

だれにも相談できない借金の悩み、そして、孤独感といらだち

とにかく、このままにしておいては『借金』のとりたてがくるかもしれない。そんなことになれば近所にも知られてしまい、子供たちにも迷惑がかかってしまう。とはいえ、誰かに相談したくても、こんな話しを友人や知人にも話せない…、両親や親戚などに話せば心配をかけさせてしまう…、私はいったいどうしたらいいものか、途方にくれてしまいました。

そんなとき、行政関係で行っている『借金』や『債務整理』の関係の相談電話があることを知り、さっそく電話してみました。今までの経緯を話したものの、主人がいくら『借金』をしているかわからないこともあり問題解決には至りませんでした。ただ、相談員の方がいうには、もし主人が『借金』した金額を話したとしても、それは正しい金額ではなく、その倍以上はあるでしょうというのです。たいてい、『多重債務』をしている人に、いくら『借金』したか?と聞くと、本当の『借金』の額は言わず、その半分くらいの金額をいうのが一般的なパターンなんだそうです。それを聞いて、いてもたってもいられなくなり、主人にいくら『借金』しているか問いたださなくてはと思い、勇気を出して主人に聞いてみました。ところが、主人曰く、私がその『借金』を全額払うなら教えてやるというのです。思いもかけないことをいわれてビックリしました。私が『借金』したわけでもないのに、なぜそんなことをいわれなくてはならないのか?本当に意味がわからなくなりました。でも、本人は、きっとせっぱ詰まっていたのでしょう。たいてい、『借金』まみれになってくると、周囲を冷静に見ることができなくなるようです。さらに、私から何か又聞かれるとまずいと思ったのでしょうか。主人は私を避けるようになりました。

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