依頼者からの借金体験記

法律の「ど素人主婦」でも過払い金の返還に成功できる!

サラ金は借りるときは天国、後は地獄

期日が来ても返せない日が来ると、まず大手関連の消費者金融は
はがき、電話などの催促がきました。はじめは普通の口調でしたが
期間が長くなるにつれ、「受付のやさしい若い女の子」の社員から
「口調のきつい女性」に変わっていきます。

そして2回遅延した際には、荒々しい口調の男性が電話口で
返済を迫りました。

私は4社ほど、大手の名の通った消費者金融に借入をし、そのほかは
信用問題や、あまりばれたくなかったこともあり、新聞記事などに載っている広告の
小さな消費者金融(もっと大手よりもたちが悪いと言われている)
に債務を抱えていました。

いわゆる多重債務者の典型的パターンになっていたのです。

しかし、それらが雪だるま式の始まりで、転げ落ちるように高金利であったためすぐに返すことができなくなり、借金を借金で返す羽目になるのでした。
また別の借入先、また別・・・と10社以上に借入を広げ、月々に15万以上返済することになってしまったのです。

かりたお金よりも金利を返すだけでも精一杯になっていました。

勿論自分のパート収入が追いつくはずもなく、食べるのも難しい生活に。
とうとうここまでかと思い、数年が過ぎ、とうとう
不審がっていた主人に打ち明けることにしました。
そしてカラになっている預金通帳も見せました。

はじめは主人もあっけにとられて、大声で私を怒鳴りました。
そしてあわよくば、手を出されそうになった・・というところまで行きました。

しかし、その宗教に通い出したことが自分の寂しさや家庭に対する変化を求めるが
ゆえに・・・ということを知ると少なくとも、私を怒鳴り続けることができなかったようです。そして自分のことのように、一緒に泣いてくれました。
その夜は二人で声を出して泣いていたのを今でも覚えています。

それからもあれよあれよという間に、いつまでも返し終わらない日々が、続きつづけて月日がたっていました。主人のお給料はマンションローンと生活で自転車操業状態ですし、貯蓄は一銭もありません。 食費にも事欠く生活になってしまっていたのです。
これにはさすがの主人も頭を抱えずにはいられませんでした。

それから当然のごとく、私の借金が判明した際には、即座に宗教禁止となったのは言うまでもありません。わたしの方も、「これはまずい」と思い始めていたのか、すんなり会合を遠ざけることができました。なにより、「主人にばれて、どこかほっとした」という自分がいたのでした。紹介してくれた知人とも全く連絡しないようになりました。

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