2012年9月の知らなきゃ損する債務整理関連ニュース

2012/09/ 1三菱UFJ・三井住友、消費者金融「モビット」の合弁解消へ

三菱UFJフィナンシャル・グループと三井住友フィナンシャル・グループは、50%ずつ共同出資する消費者金融「モビット」の共同出資関係を、2013年度下半期をめどに解消すると発表した。解消後の方向性は以下のようなもの。

モビットを会社分割し、主要事業の一つである消費者向けローン事業(12年3月末の貸出残高は1683億円)と「モビット」のブランド名を三井住友フィナンシャル・グループのSMBCコンシューマーファイナンスが引き継ぎ、同じく主要事業である金融機関向けの信用保証事業(同保証残高684億円)を三菱東京UFJ銀行と三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下であるアコムが共同で運営する。

モビットは2000年5月に三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)、消費者金融のプロミス(現・SMBCコンシューマーファイナンス)、信販会社のアプラス(現・アプラスフィナンシャル)との共同出資で設立された。その後、アプラスが資本撤退。また、2002年から2005年にかけて三和銀行が三菱UFJフィナンシャル・グループに、さらには2004年から今年4月にかけてプロミスが三井住友フィナンシャル・グループに組織再編されたことから、2大メガバンクグループの実質合弁出資の形態となっていた。


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