2009年5月の知らなきゃ損する債務整理関連ニュース

2009/05/14銀行融資の焦げ付き増加 2月のデフォルト率が最悪に

銀行の企業融資の焦げ付きが不動産業や卸売業を中心に増加していることが、日本リスク・データ・バンクの調べでわかった。2009年2月末のデフォルト(債務不履行)率は3.41%となり、前月よりも0.07ポイント上昇。同社が調査を開始した01年3月以降で最悪の水準となった。

08年7月に節目である3.0%を突破して以降、8か月連続して上昇した。急速な景気悪化で資金繰りが厳しくなる企業が目立っている。前年同月比では0.66ポイントの上昇。

デフォルト率が高い業種は、建設業4.33%、小売・飲食業3.76%、その他サービス3.49%、卸売業3.44%、不動産業3.04%、製造業2.39%。

なお、デフォルト率は、銀行が融資した企業のうち、3か月以上の延滞があったり、銀行が「破たん懸念先」に認定したりした企業の割合を示す。また、同社は、大手銀行などが共同で出資する企業情報のデータベース会社で、メガバンクや大手地銀などの50以上の金融機関が提供する融資データをもとに集計している。

2009/05/ 1住宅ローン金利を引き上げ 大手銀行

三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行は、住宅ローン金利を引き上げた。2009年5月1日の新規融資分から適用している。長期金利の上昇を反映した。

固定金利の期間が3年ものは、三菱東京UFJや三井住友、りそなが0.05%引き上げて年3.35%。みずほは年3.40%に据え置いた。10年固定ものは4行とも、0.15?0.2%引き上げて年3.90?3.95%とした。20年固定では、みずほが年4.75%、りそなが年4.85%。


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