再生申立に至った事情007/男性

申立人 ○○ ○○

借入状況及び当時の生活状況

1. 平成19年5月に株式会社横浜銀行【債権者番号1】から住宅を購入する為にローンを組みました。この頃の収入は約30万円で月々の返済額は約12万円でした。問題なく返済は継続していました。

2. 平成20年10月に株式会社日本政策金融公庫【債権者番号2】から借入れをしました。この借入れは、当時勤めていた会社を退職し、自分の会社を立ち上げ○○チェーンに加盟、直営店を買う資金に充てる為でした。

平成20年11月より○○店を直営店より買取運営を始めましたが、リーマンショックの影響で出だしから売上は予測より下回った状態でした。どうにか経費を詰めながら努力をしましたが、景気は悪い一方で売上は厳しい状況を続け、毎月赤字を続ける状態で、自分の貯金を充てて経営していました。

このままでは貯金も底をつき、倒れるのを待つだけでしたので、以前勤めていた会社にお願いをして、知り合いの会社に再就職を決め、○○店は直営店に引き取ってもらい、買い取る際に借金をしました。1000万円を借入れし、そのうち返済しきれなかった金額が残りました。

3. 平成23年2月に残った借金の返済をと思い、アコム株式会社(債権者番号3)から借入れをしました。○○屋の時には毎月約20万円の返済でしたが、妻も子供もいて住宅ローンの返済も考えると厳しい状況でした。

4. 平成24年2月にSMBCコンシューマーファイナンス株式会社【債権者番号4】から生活費と返済の為借入れをしました。この頃の返済額は住宅ローンが約12万円、その他が約7万円になっていました。

現在の生活状況及び心境

7万円とはいえ、子供のことや家のことを考えると何十年も払い続けるのは困難だと思い、平成24年10月に司法書士に相談しました。そこで現在の自分の状況を把握して、債務が大幅に圧縮できて、住宅が守れる個人再生をすることにしました。

このような状態になってしまったことを債権者の方々には大変申し訳なく思っております。計画性のない生活を続けてしまったことを深く反省しております。借金地獄に陥ってしまうとは思ってもいませんでした。今後は節約をし、計画通り返済をしていきたいと思います。宜しくお願い致します。

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