再生申立に至った事情003/男性

申立人 ○○ ○○

一、学歴

平成3年3月○○県立○○○中学校 卒業
平成3年4月○○○○大付属○○○○高等学校 入学
平成4年10月○○○○大付属○○○○高等学校 中退

二、職歴

平成4年10月○○○○株式会社 ○○○○○○○○○店 
アルバイト勤務(接客)
月給約16万円(ただし、ボーナス夏、冬無し)
平成6年4月○○○○株式会社 ○○○○○○○○○店
正社員勤務(営業販売)
月給約18万円(ただし、ボーナス夏、冬合計約30万円)
平成8年3月○○○○株式会社 ○○○○○○○○○店
正社員勤務(営業販売)
月給約19万円(ただし、ボーナス夏、冬合計約35万円)
平成12年1月○○○○株式会社 ○○○○○○○○○○○○○○○店
正社員勤務(営業販売)
月給約20万円(ただし、ボーナス夏、冬合計約35万円)
平成14年5月○○○○株式会社 ○○○○○○○○○店
正社員勤務(営業販売)
月給約20万円(ただし、ボーナス夏、冬合計約35万円)
平成20年5月○○○○株式会社 ○○地区担当 正社員勤務(営業)
月給約27万円(ただし、ボーナス夏、冬合計約40万円)
平成22年4月○○○○株式会社 ○○○○○地区担当 正社員勤務(営業)
月給約29万円(ただし、ボーナス夏、冬合計約50万円)
現在に至る。

三、結婚・離婚歴

平成18年9月(旧姓)○○ ○○○と婚姻する。
離婚暦は無し
現在に至る。

四、親族の援助等

親、妹とも、住宅ローンなど自分たちの生活で精一杯な様で、援助や貸付は出来ないと断られました。

五、借入状況及び当時の生活状況

1. 平成10年12月頃、株式会社ジャックスより当初約4万円を借り入れ、生活費に充てました。当時、会社の寮で生活を行っておりましたが、寮を出なくてはならなくなり、賃貸料など多くの出費がかさみ、以前作成したカードにて不足した生活費を工面するために使いました。

2. 平成12年9月頃、株式会社八十二銀行(代位弁済者:八十二信用保証株式会社)より当初約2万円を借り入れ、生活費に充てました。最初の借入以降も生活は依然厳しいままで、その後も生活費の借り入れを繰り返してしまいましたが、返済と借り入れを繰り返した結果、1社からの借入ではなかなか必要な生活費が工面出来なくなり、新たに借り入れを起こしてしまいました。ボーナスにて返済を完了出来ると考え借り入れを続けてしまいました。

3. 平成12年10月頃、株式会社セディナより当初約5万円を借り入れ、先物取引を行いました。前の借り入れ先の借入枠も次第に小さくなり、追加の借り入れもしづらくなって来ました。電話にて、先物取引の話を聞き、利益を上げ、全ての借り入れを返済するつもりで借り入れし、始めたつもりでしたが、上手い具合に行かず、借り入れを繰り返し、借金だけが残る事になってしまいました。

4. 平成14年5月頃、オリックス・クレジット株式会社より当初約80万円を借り入れ、引越し費用と返済に充てました。その後も返済と借り入れの繰り返しでしたが、大きな借り入れは行わず生活を送っておりましたが、○○県より、○○県○○市に勤務地の異動の辞令が有り、新規にアパートを借りなくてはならなくなりました。住んでいたアパートの修繕費及び、新規契約アパートの費用が無く、高額の借り入れを致しました。

5. 平成14年12月頃、株式会社八十二銀行(代位弁済者:アコム株式会社)より当初約3万円を借り入れ、生活費と返済に充てました。以前の借り入れ枠が無くなり、追加の借り入りが難しい状況に陥り、思い悩みましたが、返済の為の借り入れをしてしまいました。その後、平成18年9月に結婚をし、結婚費用がどうしても必要になり借り入れを行い、そして、平成19年6月には出産に伴い出費が多くなり借り入れを行いました。返済と、借り入れの毎日でしたが、この頃より借り入れが多くなり返済額が減る事が無くなってしまいました。

6. 平成20年3月頃、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(債権譲受人:ニッテレ債権回収株式会社)より当初約4万円を借り入れ、携帯電話購入費に充てました。なんとか給与も上がり、大きな借り入れを行わなくてもすむようになりましたが、子供が増えた事により返済額が減る事は無く返済、借り入れの繰り返しでした。使用していた携帯電話が故障により使用が出来なくなり新規購入を考えました。既にキャッシングは難しい状況で、以前作製したDCMXカードにて購入をしてしまいました。もうこの頃になると返済するだけで精一杯になり、その他の出費にまわす余力がありませんでした。今度の生活の事を考えると精神的に八方塞がりになりもうどうにもならなくなりました。

最終的には給与が支給されてもほとんどすべてを返済に充てなくてはならなかったので、生活費等の借入金だけが膨らんで行くだけでした。生活を行う為には、どうしても新たな借入先を見つけては、不足する生活費の一時しのぎの借入を起こすしかありませんでした。当初は小さな借入でしたが、繰り返していくうちに借入枠がなくなってしまい、生活費等を借入金で凌いでいるうちに、気がつけば借入金も膨大になり、返済しては借り入れる状況から抜け出せなくなってしまいました。最終的には、法律の改正により新たな借入が出来なくなり生活費を捻出出来なくなり、生活が困難になって、もうどうしたらよいのかわからなくなり疲労困ぱいしていました。 再起を期すべく平成22年10月頃、司法書士に依頼し、負債総額を調査したところ、任意返済が厳しい状況とわかり、将来の生活設計を考慮した結果、本件申立てをするに至りました。

六、現在の生活状況及び心境

無駄な出費を極力抑え贅沢をせず質素倹約の生活を心掛けています。現在体調を崩さないように気を付けながら生活を行い、家庭を守るよう頑張っています。各債権者の方には、ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございません。十分反省し、二度とこのようなことが無いよう注意し精一杯頑張って参ります。宜しくお願い致します。

ページの一番上へ