再生申立に至った事情002/男性

申立人 ○○ ○○

一、学歴

昭和53年 3月○○県○○市立○○中学校  卒業
昭和56年 3月○○県立○○高等学校○○科 卒業
昭和56年 4月○○大学○○○部○○○○科 入学
昭和59年11月○○大学○○○部○○○○科 中退

二、職歴

昭和59年12月○○○○株式会社 正社員勤務(営業)
月給約25万円(ただし、ボーナス夏、冬合計約50万円)
平成 5年 5月○○○○株式会社 福岡営業部転勤 正社員勤務(営業)
月給約25万円(ただし、ボーナス夏、冬合計約50万円)
平成 8年 7月退職
平成 8年 8月○○○○○○○株式会社 正社員勤務(営業)
月給約20万円(ただし、ボーナスはなし)
平成 9年10月退職
平成 9年10月株式会社○○○ 正社員勤務(営業)
月給約39万円(ただし、ボーナス夏、冬合計約80万円)
平成17年 2月退職
平成17年 3月○○○○○○会社 代理店研修生勤務(営業)
月給約20万円(ただし、ボーナスはなし)
平成20年 7月退職
平成20年 8月株式会社○○○○○○○○○○ 正社員勤務(営業)
月給約30万円(ただし、ボーナスは基本的になし)
現在に至る。

三、結婚・離婚歴

平成 7年10月(旧姓)○○ ○○と婚姻する。
平成 9年 2月○○ ○○と離婚する。
現在に至る。

四、親族の援助等

両親と弟ともに、自分達の生活で精一杯といわれ、援助を断られました。

五、借入状況及び当時の生活状況

1. 平成3年3月頃、さくらカード株式会社より当初1万円を借り入れ、生活費に充当しました。当時、交際費、接待費、特にゴルフコンペ等取引先との付き合いが多く、給料日までに不足していた分を借り入れし生活費として充てていました。一度は転職による収入アップで順調に返済できていたものの、やがて再度の転職による収入の減少により、生活費分を借り入れるようになりました。その後、保険会社への転職に伴い、月々不安定な給与になると、月々不足する生活費をキャッシングにより充当し、それが限度額になるとゴルフクラブをゴルフショップにてカードで購入し、中古ゴルフクラブ買取店で売却し、現金化して返済に充てることもありました。

2. 平成20年1月頃、三井住友カード株式会社より当初38万円を借り入れ、返済と生活費に充当しました。当時、保険会社への転職とともに、月により月収が不安定になっていたため、さくらカード株式会社で借り入れした分の返済をするため、更にさくらカード株式会社でキャッシングして返済に充てていましたが、限度額に達してしまい、新たにカードを作成して何とか返済できるようにと借り入れし、返済、生活費に充てていました。

3. 平成20年3月頃、アコム株式会社より当初40万円を借り入れ、返済と生活費に充当しました。当時、借り入れも多額になり、1ヶ月に返済する額が給与を上回り、それをさくらカード株式会社でキャッシングをして返済をすると翌月の返済額が不足するという悪循環に陥り、何とか一括で返済出来ないかと更に安易にアコム株式会社で借り入れをして、まずは返済に充て残りを生活費としていました。

4. 平成20年3月頃、株式会社東京スター銀行(代位弁済者:株式会社TSBキャピタル)より220万円を借り入れ、返済に充当しました。当時、複数社からの借り入れにより、月々の返済も厳しくなり、1社にまとめて返済しようと決意して、株式会社東京スター銀行のおまとめローンにより、他社の借り入れを清算(一本化)するために利用しました。

5. 平成20年10月頃、トヨタファイナンス株式会社より約160万円を借り入れ、車両の購入費に充当しました。仕事上、車は必需品であったところ、所有していた軽自動車の故障が絶えず、長期的に考えたら車両購入費より修理費が上回るような状況で、買い替えを余儀なくされました。そこで、勤務先の社長から話を貰った事もあり、先行投資としてローンで新車を購入致しました。

6. 平成20年11月頃、株式会社モビット(債権譲受会社:アビリオ債権回収株式会社)より当初40万円を借り入れ、生活費と返済に充当しました。当時、保険会社から保険代理店に転職したものの、完全歩合給であり、当初は保有している保険料収入が少なかったために給与は安定しませんでした。その上、借入金とオートローンの返済もあり、生活費の余裕が無くなり、返済の期限に迫られていたので新たな借り入れを重ねてしまいました。

一度は、借入先を株式会社東京スター銀行で一本化したつもりでしたが、転職当初収入が追いつかなかった分、この時期になると借り入れを返済するために新たに再度、さくらカード株式会社、三井住友カード株式会社等を利用して借り入れを重ねてしまい、そのため更に借り入れをするという自転車操業になっておりました。結局、正社員として給料が固定するまでに借入金は増え続け、支給された月々の給料のほとんどが借入金の返済に充てなければならなくなりました。更に何とか借り続けていた借り入れ先も法改正もあって新たな借り入れが困難になり、返済はもとより生活も行き詰まり、返済だけに明け暮れる生活にも次第に暗雲がたちこめて参りました。そして、このままでは生活が破綻すると思い、再起を期して、債務整理をしようと負債総額を調べましたところ、任意整理では厳しいということが判明し、将来の生活設計等を熟慮した結果、本件申立てをするに至りました。

六、 現在の生活状況及び心境

娯楽費、遊興費等の無駄な出費は一切無くし、贅沢な生活をせずに質素倹約な生活を心掛けています。また、債権者の皆さまにはご迷惑をお掛け致しまして大変申し訳なく思っております。心より反省をし、二度とこの様な事が無いよう心掛けて、生活改善を図り質素倹約な生活を貫く所存です。よろしくお願い致します。

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