破産申立に至った事情004/男性

申立人 ○○ ○○

一、学歴

昭和40年 3月○○県○○町立 ○○中学校 卒業
昭和43年 3月○○県立 ○○高等学校 卒業
昭和47年 3月○○大学 ○○部 ○○科 中退

二、職歴

昭和47年 4月○○○○○○○株式会社 入社
平成 3年 7月○○○○○○○株式会社 退社
平成 3年 8月○○○○○○○○(自営)開業
平成 7年 7月○○○○○○○○ 閉鎖
平成 8年 7月○○○○○○○○○株式会社 入社
平成21年11月○○○○○○○株式会社 入社(会社事業譲渡により)
現在に至る。

三、結婚、離婚暦

昭和54年 1月(旧姓)○○ ○○と婚姻する
昭和57年 3月離婚
昭和58年 3月(旧姓)○○ ○○と婚姻する
昭和62年 4月離婚
昭和63年 5月(旧姓)○ ○○○と婚姻する
現在に至る。

四、親族の援助等

親類、縁者などからの借金は親などは高齢で貸す資力は有りませんし兄弟はそれぞれの生活が有って無理です。現在、私は新会社で嘱託社員として一年単位の契約で¥287,580.−の給与と出来高歩合の収入を得ています。22年度の給与合計は¥5,337,106.−でした。これに妻の塾講師での収入(月給¥228.000.−)(年収約330万円)で助けてもらっています。

五、借り入れ状況及び当時の生活状況

1. 1988年4月頃OMCカードで10万円のキャシングと5月頃6万円のショッピングをしました。 当時は現在の妻と結婚することと成り何かとお金が入用になり現金が不足したので10万円と生活用品等6万円ほど購入しました。これについては2007年の急に収入ダウン(ボーナス廃止)が起こって借り入れを増やさなければならなく成るまでに返済済みです。

2. 1996年5月頃出光カードで¥8,883.−のショピング使用が有ります。 これはガソリンがカードで支払った場合には割引されるので使用することとしました。 この年7月から○○○正規ディーラーの○○○○○○○○○株式会社に営業社員(税込固定給で約30万円+歩合)で就職しました。 使用した分は2007年での借入れを増やさなければ成らない時期までは順調に決済していました。

3. 2004年4月頃からソニーカードを使用し始めました。 これは郵貯カードとのジョイントカードが有ったからだと思います。これも使用した分は2007年まではショピングもキャシングも順調に決済していたと思います。

4. 2005年4月頃からJCBカードを利用し始めました。

○○○○○○○○○株式会社に就職後の収入変遷は分かる限り遡って見ますと

  • 2002年 ¥7,791,382.−
  • 2003年 ¥7,254,467.−
  • 2004年 ¥8,384、968.−
  • 2005年 ¥8,733,664.−
  • 2006年 ¥8,657,488.−
  • 2007年 ¥6、599,000.−
  • 2008年 ¥6,866,172.−
  • 2009年 ¥3,973,936.−
  • (○○○○○○○○○㈱より退職金も含む)
  • ¥4,214,316.−
  • (㈱○○○○○○○より)
  • 2010年 ¥5,337,106.−

との推移です。

5. 2007年5月頃楽天マイワンカードローン(200万円枠)で申し込みました。 収入が増えると同時に支出も多くなってきましたが2007年に会社都合で給料制度が変更され歩合給が稼ぎにくくなり合わせてボーナスも無くなりました。そのため200万円以上もの急激な収入ダウンでその分の補填目的です。妻には長女の受験期でもあったので出来るだけ心配をかけないようにする為言わずに給料口座に入れました。

6. 2007年5月頃摂津水都信金より¥1、750,000.借り入れました。 子供達は私学に通わせていたので授業料も高かったのですが受験期に入り予備校などの費用も嵩むので学資ローンで借り入れました。

7. 2009年3月にBMWの中古車購入のローンを組みました。 仕事柄、営業廻りは今まで会社でリースしていたBMWを使用していたのですがこの年に課長職を降りたので返却をして個人で用意するように言われ、丁度下取りをした中古車を購入しました。購入と同時に車検や修理で35万円ほどカードで支払いました。

8. 2009年4月に摂津水都信用金庫より200万円借り入れました。1年間浪人していた長女が大学に合格したのでその入学金などが必要だったので借り入れました。この頃には借入先が8件(摂津水都は2件)に成り毎月の返済も28万円を越えるようになりました。2007年に借り入れを増やしてからはカードでの借り入れは返しては借りるを繰り返し限度額一杯で廻している状態になりました。彼入れ総額も800万円を超えることに成り、何とか1件に纏める方法が無いものかと考えたのですが今まで勤めていた会社が事業譲渡をすることに成り新会社では60歳を迎えたので嘱託での雇用となりました。纏めるどころか借り入れ規制法の時期とも重なり、返しては借りるということも出来なくなりました。歩合を稼ぐために頑張って営業活動をしているのですが昨年は500万円強ぐらいでしたので返済できなくなりました。幸い子供達は大学には奨学金で行かせて頂くことと成り妻の収入も有るのですが家賃代わりの住宅ローン返済と家族5人の生活費などギリギリで、任意返済がとても無理の状況とわかり将来の生活設計などを考慮した結果、本件の申し立てをするに至りました。

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