債務整理コラム

借金で苦しい時には部外者のアドバイスは参考にしない

借金問題は一人で抱え込んでしまうもの。周囲に相談をするのはどうにも気が引けてしまいます。このため、一人でインターネットを閲覧しては、借金被害の体験談を読んだり、もしくはちょっとした小ネタをちりばめた月刊誌を読んでは、お金をやりくりする方法を模索したりする事になるはずです。

ところがこれらは根拠と言えるものがほとんどありません。借金で苦しんでいる人は大体が自分と同じ状況に置かれているのです。だからこそ、お互いに励ますという程度では役に立つかもしれませんが、状況を改善する役には立ちません。また、FPのような人の述べる節約や節税術であれば、長期的には役に立つでしょうが目先の借金問題の解決にはならないのがほとんどです。

しかし、借金で苦しい思いをしている中で、信用のできる人に、自分の現状を伝えている人も世の中にはいる事でしょう。特に家族であれば、生活を共にしているのですから、どうしても自分の収入が身内の日々に直結してしまいます。結果、自分の状況を話さなければならない事は想像だに難くありません。

そうなると、家族は口々に色々な事を述べてくるでしょう。責められることは置いておいても、自分なりのアドバイスやら考えを次から次へと伝えてくるはずです。

そうではなくても、たとえば長年の付き合いのある友人だったり、会社の同僚や上司だったりに借金について告げれば、彼らも自分なりの経験をもとにアドバイスをしてくる事もあるはずです。

しかし、これらにはリスクが伴います。借金と言うものはリスクとデメリットのかたまりです。「実は借金があって……」などと打ち明けられれば、大抵の人は「お金を借りに来たのか」と嫌な気持ちになってしまうでしょう。そうでなくても、まずほとんどの人との仲が急激に疎遠になる可能性は否めません。

別にお金を借りようと思ったわけではないにも関わらず、周囲の人が一斉に手を引いてゆく。この事態を目の当たりにする事は本当にショックです。今まで信用していたにも関わらず、借金問題を打ち明けた途端、いきなり手のひらを返されてしまう。そうなるともう何を信用して生きてゆけば良いのかわかりません。

繰り返しますが借金は孤独なものです。だから人と気持ちを分かち合いたいとの思いは本当によくわかります。しかし、それが良い結果に終わる事はほとんどないと言うのが残念ながら現実なのです。

それであっても、人間関係は借金問題が解決すれば再構築する事ができます。ましてや家族のように生活に密着している人でなければ、債務者の方の生活が安定してきたと感じればまた今まで通りの付き合いに戻るでしょう。

それよりも問題は関係のない人に打ち明けた後、責任を持たないアドバイスを受ける事が最も恐ろしいのです。

世の中と言うのは不思議なもので、自分と同じような思考や境遇の人ばかりが寄ってくるものです。たとえば借金で首が回らず、労働意欲もない人と、大企業の経営者とでは接点がほぼゼロになります。何かの折に少し会話を交わすかもしれませんが、以降、そこから付き合いが始まると言うことは皆無に近いのです。

逆に借金で困っていれば、同じようにお金の問題で困っている人ばかりが周囲に出てきます。いわゆる「属性」が同じ人たちばかりになるのです。

「借金なんて踏み倒せばいいんだよ。俺も昔散々やったよ」

借金の返済ができなくて困り果てている人にとって、そのような言葉を聞けば、背中を押されたような気持ちになるでしょう。しかしそれは何ら問題の解決にならない事も頭の片隅では分かっているはずです。

たとえば、サラ金会社の借金を踏み倒したとしましょう。それはその場では良いかもしれません。しかし忘れた頃、ある日突然、口座が差し押さえられる可能性は非常に高いものといえます。逆に自分から連絡をすれば、高い金利が嵩んだまま、また借金地獄へと舞い戻ってしまうのです。

これらのアドバイスは責任あるものではありません。関係のない第三者からのアドバイスを聞くとまず大失敗に終わります。大切な事は、責任ある助言をしてくれる専門家から直接話を聞いてみること。借金問題でお困りであれば、シン・イストワール法律事務所の無料相談までまずは問い合わせ下さい。

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