破産申立に至った事情009/女性

申立人 ○○ ○○

借入状況及び当時の生活状況

1.
昭和62年、私の病気が発病し医療費が多くかかるようになり、瀧野川信用金庫より借り入れを始めました。翌年に病名が膠原病と判明し、当初は寝たきりの闘病生活が続いておりましたが、5年ほどの歳月をかけてようやく歩けるようになるまで回復致しました。

2.
平成9年頃、しんきんカードより借り入れを始めました。当初は主人が仕事で使用する車の車検代を補う目的で借り入れたと記憶しております。その後は生活費の補填をするために借り入れを増やしていきました。

3.
平成11年頃、青木信用金庫とジャックスより借り入れを始めました。このころ主人の仕事が次第に減少していった頃で、生活費を補うために新たな借り入れを増やしてしまいました。

4.
その後、平成17年にも主人の収入減から家計が逼迫する状況があり、OMC(セディナ)、プロミス、アットローン、レイク(新生フィナンシャル)と次々と借り入れを増やしては、他の返済に充てるということを繰り返しておりました。私が病気のため、他に働きに出て家計の助けになることが出来ないため、その場を乗り切るために借り入れをすることしか考えることが出来ず、結果的に借入額を大きく増やしてしまいました。そして平成18年にトヨタファイナンスより借り入れした後は、もう新しく借入することが出来なくなり、限界に達してしまいました。

5.
平成14年頃、主人の取引先の建築会社の経営が傾き、支払が遅れるようになりました。そのため家計が逼迫し、主人の住宅ローンも遅れる状況となってしまったため、平成15年にはエポスカード、しんきんカード、青木信用金庫と立て続けに新たな借り入れを増やして、生活を凌ぐのに懸命でした。

友人からも限度を超えていると忠告され、肉体的にも精神的にも疲労困憊の状況でした。親類に援助を頼もうにも、すでに借入額が膨大でどうすることも出来ない状況であり途方に暮れていた所、長男から一緒に専門家に相談することをすすめられ、平成22年10月頃に司法書士へ債務整理の依頼をし、本件申し立てをするに至りました。

現在の生活状況及び心境

現在も病気のため、人の手を借りなくてはいけない状況ですが、慎ましく生活をしていけるよう日々努力しております。金融機関の方々からも親身に声を掛けて頂いておりましたが、このようなことになってしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。深く反省とお詫びを申し上げます。出来ましたら、これからの残りの人生を平穏に歩ませて頂きたく、何卒ご容赦頂けますよう切にお願い申し上げます。

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